時間前労働について

おはようございます。いつもお勤めご苦労さまです。
今回は時間外の労働、特に前残業について書いていきます。
私の完全な私感ですが良ければ読んでください。

私が最初に勤めたのは大学病院でした。
所属はICUで、移動して救急センターで計5年ほどいました。
ここの病院では、がんがん時間前に出勤しないといけませんでした。
もちろん、手当はありません。
1年目の日勤は1時間前、夜勤では1時間半前に出勤していました。
なんで、そんなに前に来ていたかというと、
1年生のときは知らないことがたくさんあったからです。
わからないことが一つでもあれば、勤務に参加させてもらえなかった時代だったんです。
疾患や検査結果、看護や治療法などなど。
あとは、タイムスケジュールですね。
多重課題にならないよう、朝から年密に組んでましたね。
まあ、大体ずれてしまってうまくはいかないんですけど。
また、その日に面倒をみてくれる先輩に不意打ちに質問があって
それに答えられないと、怒られるし休憩時間がなくなってしまうため
早めに来て全て調べる必要がありました。
夜勤だと受け持つ人数が増えるので、日勤より早めに来てとにかく調べてました。
2年目になると、知識や技術が蓄積されているのに加えて
要領もよくなっているので30分まで短縮できるようになりました。
ですが、リーダー業務をするようになってから
リーダーの日は1時間前に来ていました。
受け持ちがいないかわりに全部の患者さんの情報をとらないと
いけなかったからです。
これは、他の先輩たちもしていたので
ペイペイの私が10分前とか来れなかったです。

次に勤めたのは普通の一般病棟でした。
ここでの所属もICUでしたね。
この病院のすごいところは、前残業がなかったことです。
むしろ、早めに来てると怒られました。
もちろん、1年生とかの新人さんでも。
本当にきた当時は画期的すぎて感銘しました。
この病院では日勤のときペア制をとっていて、勤務内で全て行っていました。
ひとりは情報をカルテから取る+全体の送りをもらう人、
もう一人は夜勤者からの送りをもらう人で別れていて
それぞれ送りが終わったら、二人で情報共有して1日のスケジュール組んでました。
夜勤も時間通りに来てから情報取る時間があって
その後に送りをして、勤務時間内にやってました。
すごいですよね。
本当に当時は感動しましたもん。
この働き方、全国でやってほしいですよね。
せめて、前残業するならお金がほしい。
早く来いっていってるくせに、少しでも残って残業してるもんなら
怒られてましたもん。
今考えると変ですね。
でも、看護師の世界じゃまだまだ根深くありそうですけど。

大学病院時代はそれが当たり前だったので
変だと気が付かなかったんですが、
他のとこに行って気づきました。
環境に慣れることは良いことだけではないですね。

本日はここまで。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
おやすみなさい。

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